初めてDITを務めた感想byジクラ ブナイヤ

2021.08.01|

新人のジクラです。

7月中旬に、初めてDIT(デジタルイメージテクニシャン)見習いとしてロケに出ました。

仕事内容は映画撮影になります。ロケ先は山梨県で夏でも涼しいかったです。入社3か月間の間はアシスタント業務が大半でしたが、今回の案件は映画のカラーコントロールという大事な役割を務めることで、非常にわくわくしました。昔から映画の制作技術スタッフになりたいという気持ちもあり、その夢がこんなにも早くかなえられるタイミングがきて、とても嬉しくてたまりませんでした。

仕事内容としては、撮影したデータを管理する他に、撮影で使用したCanon C500 Mark IIのC-LOG2ファイルのためのLUTを専用モニターで適用することです。

メインカメラがARRI AMIRAだったのでそちらと本機材の色を調整することが一番難しかったです。撮影に備えて、現地に行く前にDavinci Resolveで自分でLUTを生成し、RAWデータに適用したりして、準備いたしました。最終的には4つのパターンを作成して、現場でどのLUTがいいか選んでもらいました。

ロケ地は高原に位置するので、気温は涼しかったが、天気が変わりやすかったです。撮影の途中で急に雨が激しく降ったりすることもありました。その時に、機材を守りながら、早く撤収しなければならないので、意外と大変でした。

しかし、本撮影は私にとって貴重な経験となりました。

今回の撮影は無事に終わりましたが、ほかのロケでもDIT業務を勤めることができるようにこれからも様々なスキルを磨き、全力で頑張りたいと思います。

みなさま、引き続きどうぞよろしくお願いします。